此処は、人の道の迷子になってしまった『月の雫』が蹲っている場所です。 『月の雫』の心の葛藤の物語と詩を、絵と写真を添えて綴っています。
ならやめよう
どうしてあなたのことばは
いつも目的語がないんだろう
いつも主語がないんだろう
それがどれほど私の不安を掻きたて
私を苦悩させているかを
あなたは何も気づいていない
「ならやめよう」
何かをやるかやらないかなんて訊いてない
尋ねた事と無関係の言葉が返ってくる
肝心なことはいつもあやふやで
返って来る返事はひとつも答えになってない
「ならやめよう」
何を?
何をやめるの?
メールをやめるの?
二人の関係をやめるの?
一緒にやっていることをやめるの?
別れるってこと?
さよならってこと?
何もかもを白紙にするってこと?
待て待て待て待て待て待て待て待て…
そればっかり
あなたは違う方を向いてばかりで
あなたが向く方は誰も待たされてないじゃない!
どうして
私には「待て」ばかりなの?
私が絶対あなたのそばを離れないと思ってるから?
待つのはもう限界…
私が去って行ってもあなたは後悔しないんだろうか
「待てない君が悪い、仕方ない」って
あなたは受け入れられるんだろうか?
それとも
私が諦めて
私が自分から去っていくのを待ってるの?
「ならやめよう」ってなんだよ!
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