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此処は、人の道の迷子になってしまった『月の雫』が蹲っている場所です。 『月の雫』の心の葛藤の物語と詩を、絵と写真を添えて綴っています。

   
カテゴリー「月明りの窓辺(雫の日記)」の記事一覧
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「俺を信じろ」って

言われれば言われるほど

確信がないと揺らぐんだよ


 

 

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 2015/03/12


結局、私の気持ちなんて何もわかってない

だんだん、私のこと必要じゃなくなってきたのかな


あなたは、可哀想な誰かに手を差し伸べる自分が好きなだけ

それがたまたま私だったの


だってほら

次は彼女のことが気になってるでしょ?

 

 

書きたいこといっぱいありすぎると

逆に思うように言葉にならない

ただ苦しいばかりで…

 

 

 

 

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2014.03.17


溜息ばかりが出る

私は何かに取り憑かれてしまった

意味も無く

泣きたくなるよ


どうすればいいか

答えが見つからない

溜息病です




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静かな衝撃

 

 

父はもう既にこの世に居ない。
母は、不謹慎かも知れないが、父が亡くなってから水を得た魚のように伸び伸びと生活している。
ある意味、自由奔放に良妻賢母を努める弟のお嫁さんを、寛大な気持ちで受け入れ
(つまり極力、非干渉無関心ということなんだけれど)、母は母のテリトリーを確保している。

これはつい先日の母との電話でのやり取りだ。
弟夫婦の子供(母にとって孫)のことで、その才能や特技の話になった。
弟の小さな下の娘は、踊りがとても大好きで、これがまた幼児と思えないほど上手らしかった。

母は言った。
「おばあちゃん(父方の母)の姉が踊りの先生だったけど、そういう血を引いているのかね。」と。
この場合の踊りの先生とは、当然民謡や日本舞踊などのジャンルだ。
弟の娘が上手いのは、多分今時のダンスなのだろうけれど。
でも、高校卒業後、故郷から離れて暮らす私が初めて耳にした身内の情報だった。

「へ~、そうなんだ。私も小さい時、よく民謡に合わせて踊ってたみたいだけど、
私の場合もそういうことなのかな。(血筋を引いているのかな)」
私にとってこの小さい頃の一場面は、照れながらも自分を遠慮なく表現して、
小さな才能を認めて貰えていたであろう、数少ないお気に入りの思い出だった。


酒宴の大人の煽てに乗せられて酒の肴にされていたとは言え、
子供ながらに私自身もまんざら嫌ではなかったし、逆にその酒宴の流れを待っていたように思う。
そんな事を少し気持ちよく思い出した。

そこへ母がぼそりと抑揚なく呟いた。
「そうだったっけ

いっぺんに大事にしていた小さなものが壊れた音がした。
(やっぱりこの人の記憶には、子供時代の本当の私は少しも見えていないんだ)と、
したくもない再認識をさせられた気がした。

もう壊れるものなんかないと自分の事を受け容れたつもりだったけれど、やっぱり悲しかった。
でも、同時に思った。
私の過去には私に興味を持ってくれる母は存在していなかったけれど、
今はごく普通に、あの冷血だった母が孫を可愛がるおばあちゃんとして存在していて、
孫達にはごく普通に可愛がってくれる普通のおばあちゃんがいるという、幸福の図がある。
これで良しとしなければいけないと。

多分母にとって、あの頃は
あの頃に存在した病気がちで母を煩わせてばかりだった私も、
それがもとで家族皆に咎められたであろう母親そして嫁としての自分も、
思い出したくない過去なのかもしれないと思った。

「そう、結局何かを期待した私が馬鹿だった。」
私は母の言葉は勿論の事だったが、心に俄かに立った波を、
慣れたようにそれ以上動じることなくさらりと鎮めてしまう自分が空しかった。


受話器を置いて、暫く抜け殻のように身動きできなかった。
身体の中を風が通り抜けて行くような感覚の後には空虚感だけが残った。
                       

(雫の日記)

 

 

 


TITLE:束の間の静穏

 

 


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生まれ変わった私


あなたのおかげで
私は生まれ変わりました。

あなたに私のすべてを受け取ってもらって、
旧暦の誕生日に、私が浄化された気がしたんです。
すごく気持ちが軽くなりました。

今まで、じぶんの人生、誰かにやってもいいと思っていた。
何なら、自分の身体のパーツも内臓も、
欲しい人がいるならやってもいいと思っていた。
今までは自分の必要性や存在価値が分からなくて。

私が持っている能力や才能、それに没頭することは、
実は社会の中で生きていくためには全く不要なことだし、
生きていくには寧ろ迷惑で邪魔でさえある。
特に一緒に人生を共に歩んでいく伴侶にとっては。

私は未だにずっと思ってる。
彼にはもっと、似合いの女性がいるはず、って。
アーティストでもクリエーターでもなく、
女性的で家庭的で典型的なサラリーマンの奥さん。
実際、彼と結婚したがってる女性は結構いる。
彼はなんで私と結婚したがるんだろう?って思った。
多分、彼の知らない世界にいる私に興味を持って、
私を独占したいだけなのかなあと思うし。(笑)

子供が出来たらなおさら、
別の世界の私も私の持つそれらの才も能も必要なくて、
必要なのは甲斐甲斐しい「主婦&母親&妻」。
私はそれに徹していく覚悟で、
私の私たる部分(特に音楽に関わる部分)に封印するのだろう。

それからの日々は…、
突然私が居なくなっても誰かが私の代わりをやるような、
それくらいの人生。
私が何かの弾みで死んじゃっても、
数ヶ月後には奇麗な2番目の奥さんがやってきて、
愛情いっぱいに旦那の世話をしていると思う。

私の育てる子供はきっと人ウケがよく、ものわかりがいいから、
後からきた新しいお母さんにも馴染むだろう。
何の問題もない。
子供はそのうち自立するし。
私は現実を受け入れて、ただ平凡に過ごしていく覚悟をして…。

でもネットを知り、ブログに出あってからは、
この場に及んで、ちょっと悪あがきしてる。

だからあなたによって救われた今が信じられない。
また音楽作ったり、本気で色んなことを考えてる自分がいる。
本来の私がいる。(本来の私を必要としてくれている人がいる)
それは夢のよう。
それを信じたら、また奈落に突き落とされるようで、
拭いきれない恐れがいつまでもあるけれど。
 
でも初めて自分で自分を抱き締めていたいと思ったよ。
私自身を必要としてくれる、必要とされている実感がある。
『私』が、居ていいんだと思った。
私がここに居ることを愛おしいと思った。

理解できないかもしれないけど、
私はあなたに救われたと思う。





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TITLE:暖かな夜明けの光


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