此処は、人の道の迷子になってしまった『月の雫』が蹲っている場所です。 『月の雫』の心の葛藤の物語と詩を、絵と写真を添えて綴っています。
雨と現(うつつ)に漂う
雨と現(うつつ)に漂う
雨音に紛れて街を泳ぐ
悲の音が幾スジも頬を滑る
呼吸の芯に忍び込み
不毛の心地に滴り落ちる
過去に囚われたきみの
抵抗が積み重ねた存在の影
繰り返し繰り返し
ゆっくりと浸食されて…
やがてもとの形を失い
地べたのシミに同化して
ストンと眠れる日はまだマシ
力尽きて辿り付く部屋
ただくるくると一つ覚えのrepeat
まるで終わりのない音楽のように
街の物音と雨音に紛れて
緩い攪拌の中で意識は混濁する
雨と現(うつつ)の間を漂いながら
記憶のほつれを丁寧に繕う
雨と現(うつつ)の間を彷徨いながら
記憶の欠片を繋ぎ合わせる
雨上がりの光も虹も
私にはまだ見えない
TITLE:雨と現(うつつ)に漂う
読んで頂きありがとうございます。
お手数ですが下のバナーをクリックして頂けたら光栄です。
雨音に紛れて街を泳ぐ
悲の音が幾スジも頬を滑る
呼吸の芯に忍び込み
不毛の心地に滴り落ちる
過去に囚われたきみの
抵抗が積み重ねた存在の影
繰り返し繰り返し
ゆっくりと浸食されて…
やがてもとの形を失い
地べたのシミに同化して
ストンと眠れる日はまだマシ
力尽きて辿り付く部屋
ただくるくると一つ覚えのrepeat
まるで終わりのない音楽のように
街の物音と雨音に紛れて
緩い攪拌の中で意識は混濁する
雨と現(うつつ)の間を漂いながら
記憶のほつれを丁寧に繕う
雨と現(うつつ)の間を彷徨いながら
記憶の欠片を繋ぎ合わせる
雨上がりの光も虹も
私にはまだ見えない
TITLE:雨と現(うつつ)に漂う
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