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此処は、人の道の迷子になってしまった『月の雫』が蹲っている場所です。 『月の雫』の心の葛藤の物語と詩を、絵と写真を添えて綴っています。

   
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出産、子供を手に入れるということ(前編)
出産、子どもを手に入れるということ【前編】




私はいくつか嫌いな言葉がある。

それは「子供が欲しい。」と言う言葉、
「子供が出来た。」と言う言葉、
やんわりとした言い回しだが「子供を授かった。」と言う言葉。


この3つの言葉の言い回しには、どれも、子供の側の意志が存在しない。
発言の何れにも、子供を作る機能を手に入れた大人という人間の、
自分勝手で無責任な意味が存在する。

「子供が欲しい」って、恋愛真っ只中の男女は結構簡単に口にする。
「あなたの子供が欲しいわ」快楽の中で盲目の女は、
愛する男の子供ならきっと一生愛していけるに違いないと錯覚する。
未来ほど不確かで曖昧なものはないというのに。
育てられるだけの自分自身の成長も環境も、条件は何も満たしていないというのに。

きちんと子供を育てられるだけの人間性や生活、資産を保有しているキャリアウーマンが、
シングルマザーを覚悟して「子供が欲しい」と言うのは、まだ許せる。

だが、恋愛の衝動に駆られて、メクラ状態で子供を作るなど、冗談じゃない。
そんないい加減なことで、この世に引き摺り下ろされた命は、たまったもんじゃない。
一生幸せの中で成長していける保障は何もない。
こういう衝動的に作られた子供に限って、物心付いてあたりを見回すと、
愛のない場所にポツンと取残されていたりする…あまりによくあること。

子供が欲しいというなら、その前に、
子供を育てるだけの責任を自覚してほしい。
せめて、生まれて来てよかったと思える人生を与える義務を自覚してほしい。
生まれてきた命が自分の人生をその足で歩き始めるまで、
支える責任があるということを自覚するべきだ。

それが出来ないなら、100パーセント避妊するべきだ。
子供は物じゃない。
『欲しい』と言って簡単に作るなと言いたい。
あまりに命の持つ意思に対して、無責任すぎる。


(続く)






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TITLE:出産という覚悟








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