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此処は、人の道の迷子になってしまった『月の雫』が蹲っている場所です。 『月の雫』の心の葛藤の物語と詩を、絵と写真を添えて綴っています。

   
性別の分類と認識(3)

性別の分類と認識(3) 

【性別の分類と認識(1)(2)(3)】の内容は、人によっては偏見的で不快に感じられると思います。 
先ず、愛はセックスが全てと言う認識の方は読まないほうがよろしいでしょう。あまりお勧めしません。 



性別の分類と認識(3) 


そして更にわかったことがあります。 
前述以外に更に2種類あるということ。 (性別の分類と認識(1)(2)を参照)


5.男性も女性も好き。これは人間が好きということなのか? 

6.男性も女性も嫌い。人間そのものが嫌いということなのか? 



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TITLE:性別の分類と認識(3) 


この世に生まれ出でて、選択できない環境で、好む好まざるに関係なく様々な体験をし、運命に翻弄されます。そうして生きる中で自分を形成し、それぞれの愛を選択します。 

頭を整理しました。 
で、私は結局どこに分類されるかというと…。 

時々『女は男が好きだろう』とか世の中『所詮男と女』とか下世話な価値観でものを言う人がいます。云十年も人生を生きてきたと言うのに未だ人間に対する偏見が大きく、男尊女卑思想に凝り固まっています。更に酷いのは頭の中には性欲しかないのかと思われるような人間も珍しくありません。人生の先輩なのだから、或いは少なくとも私の知らない過去の時間を生きて来たのだからと言う思いで、尊敬に値するものを何とかその人間に見出そうと思うのですが、やたら自信満々にそういうことを口にされると、だんだんと情けなくくだらなく思えてきます。あまりに低俗だと憤りさえ込み上げてくることもあります。 

それでも常に、一人の人間としての魅力を見つけ出そうと意識して人を見るよう努めています。そうしているつもりです。勿論、異性なら恋愛感情と言うものに連動していくこともありますが、私の場合、極端なことを言えば、『男』というだけで、イヤもう少し条件を付けて『いい男』というだけで、目にハートマークが現れることは決してありません。そして、『男』或いは『女』と初めから識別した目で見るのではなく、性の意識が取り払われた人間同士としての付き合いがしたいと思うのです。 

でも、どんな見方で見るかはその人それぞれの価値観によって変わるものであり、それこそ『世の中は男と女』と言う見方に基準を置き、そこを物事の始点とするならば、私みたいな考え方の人間はそれこそ人として未熟者で低レベルに他なりません。そして特に一部の、愛が全てと言う愛情信仰者からすれば、「幼少期に愛情なく育てられて、愛に対して卑屈になっているんだろう?」と軽蔑されかねないでしょう。寧ろそういう目線で判断すると、こういう見方をする私は異常で欠陥者なのです。 

しかしながら、確かにその要因はあり、強ち否定はできません。今の私は、事実、愛を求めてはいないし、無くては生きていけないモノは別のところにあるのです。 

で、私は結局どこに分類されるかというと…。 
世の中に順応できる能力を持った⑤のタイプです。なまじ世の中に順応できる能力を持っているから、本当の自分(グレイの⑤の自分)を上手になだめすかして⑤以外の他のタイプの振りをし、本来の⑤のタイプの自分をどこかへ閉じ込めてしまっていたのだという気がします。 

今まで、ずーっと④のタイプだと思ってました。でも何かが違う…。気持ちが通じ合い充実した時間の中でコミュニケーションがとれても、喜怒哀楽の『喜』&『楽』が湧いてきませんでした。書物を読むように新しい情報を手にしたに過ぎず、表面上の『喜』&『楽』の感覚はあっても、人とのふれあいやコミュニケーションに対しての『喜』&『楽』がないのです。感情は『無』の状態です。とても事務処理的に、半ば、生きていくための情報を得るという義務のように人とのふれあいを取り込んでいるのです。 

振り返って考えてみると、恋愛も、自分が成長するための必要な情報や体験を身に付けるために、義務的に自分に課していたのを思い出しました。○○の目的のために恋愛をしなければならない。そのために恋愛対象を探す。恋愛という行動スイッチを入れる…。おかしいですね。『一生』というストーリーを面白くするために、この辺に『恋愛』の章を、この辺に『冒険』の章を入れてみるか…。常に冷静に見ている執筆者か、映画監督のような感覚です。そういえば、子ども時分、劇をやる時は、自分は何かの役を希望していたにも拘わらず、気付くと演出&監督を任されていました。小規模ですが、人生の1ピースの中で既にそのような事をやっていたと言うわけです。 

話が逸れてしまいましたが、もしも人間愛がテーマ(おそらく)の『ゲゲゲの鬼太郎』の世界なら、人間嫌い妖怪の私は森の奥へ追いやられるか退治されることでしょう。人間世界はみんな仲良く平等と言いつつ、同一思考の多勢が仕切る、差別だらけの世界です。 


えーと、自分の頭の中では分析が済んだので、以上で、このテーマについては終わりです。この様な取り留めのない雑記にお付合い頂きありがとうございます。







読んで頂きありがとうございます。
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