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此処は、人の道の迷子になってしまった『月の雫』が蹲っている場所です。 『月の雫』の心の葛藤の物語と詩を、絵と写真を添えて綴っています。

   
根本3…出来るなら
根本3…出来るなら


忠告いたします。
生きることに一生懸命な人は、
ここから先は鬱々とした内容で腹が立つか、不快感を抱くと思われます。
苦手な方は読まないで下さい。



自分が嫌い
嫌いで嫌いで堪らない
嫌いの理由は自分の欲しいものが一つも備わっていないから

欲しいものは自分で努力して手に入れるものだなんて
ポジティブを翳して素晴らしいエールを送るかの如く無粋なことを言う人が必ずいる
手に入れられる人は手に入れられるに値するだけの条件を
潜在的或いは運命上に持っていると思う

私は自転車(それも世で俗にいうママチャリ)のくせに
自動車(F1とか)レースに出たくて堪らない身の程知らず
自分が自転車のくせにレーシングカーだと思って
レースに出場する事を夢見ている
ただの勘違いな身の程知らず
そういうことだと思う
1から10まで無い物強請り…

昔は女であることがイヤでイヤで堪らなかった
女であるが故に制限された願望が沢山あったから
女であることが私の人生のそもそもの間違いなんだと思った
女に生まれてよかったなんて一度も思ったことがなかった(今も)

ところが問題はもっともっとそれより大きな枠組みでもっと前の段階の問題で
私は女であることがイヤである以前に人間であることがイヤなんだと分かった
何故人間であることがイヤなのか一言で書き表せないのは
書き出したらきっと収拾がつかなくなるくらい
自分が思う以上に沢山原因が出現してきそうだから


自分の器とは違うものを望み続けている
馬鹿な例えだけれど同じ電化製品でも冷蔵庫はテレビになれない
自分の役目が分かっていないし
自分の役目を受け容れるという肝心な機能がないとしか思えない
何故っていつまでたってもこんなに悩むばかりで
未だに理解し納得することができないんだもの
往生際が悪いよね

それならいっそのこと
普通に人間として女性として人生を幸せだと思える感覚を持っていたかった
そんな普通に生まれたかった
性と体がちぐはぐな人が存在するように
ある人生のスタートに置かれた人間と言う命の
外側と中身(意識)が取り違えられているようで
私は脳と体がちぐはぐみたい


そんなことを考えないように脳の神経回路取り替えないと
自分を好きになるなんてことは出来そうにない気がする

人を心から好きになるためには
人を信用(信頼)することが出来なければいけなくて
そのためには人間に生まれたことを喜ばなければいけなくて
それって
「おぎゃあ」と生まれる所から始めないといけないってことじゃないか
無理でしょ、今更…

本当にいつまで経っても座標不明だ
根本から間違っていたんだと思うと妙に納得する
これから人生いくらでもやり直しが出来ると言われるより
やる気さえあれば何だって出来るし夢は叶うと言われるより
(だってそれらはいつだって、当事者とは関係のない他人が言うこと)

生まれたところからやり直すしかないと言われた方がほっとする
ずっと説得力がある

出来るなら
もう一度、というよりまだ「人間」というものをしなければいけないなら
「おぎゃあ」と生まれるところからやり直したい

そしたら人並みに
愛情の価値や存在を受け容れることが出来る人生が送れるのかな
それが正しい人間らしい生き方らしいし…
と言っても愛情の重要性を必要としていない自分の頭じゃ
あまりステキなこととは思えない

今の私にその価値は分からない





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TITLE:遙かな希望





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