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此処は、人の道の迷子になってしまった『月の雫』が蹲っている場所です。 『月の雫』の心の葛藤の物語と詩を、絵と写真を添えて綴っています。

   
月の雫と星屑

月の雫と星屑

 

 

 

 

内面を投影した絵を添えて書かれた詩が納められている場所を【月の雫】とし、外世界から感性に作用を受けて封じ込めた写真というものを添えて書かれた詩が納められている場所が【星屑】である。
単純に「絵詩」と「写真詩」であるが、どちらも絵や写真からインスピレーションを受けて生まれた詩が添えられている訳ではなくてあくまで詩が先行であり、絵も写真も言わば挿絵的存在であることは否めない。
そうなると、恰も『そこにきちんと思い入れやテーマが存在する』としたような上記前述は矛盾するが、そこは深く追求しないで下さい。

つまりは絵や写真も詩同様に其々に楽しんで下さいということなのです。
『暗さ』を楽しむのもどうかと思いますが、私のような人間は明るすぎると息切れを起こして時々死にそうになってしまうものだから、過呼吸対応に酸素の薄い状態を与えるのと同じで、明るい場所で生きるためには明るすぎない暗い場所が必要なのです。

灰色のグラデーションの薄闇に静かな寝息を立てるように浮かび上がる木々のシルエット…
ここは云わばそんな場所と言ったところでしょうか。
明る過ぎる場所より、私は好きです。


 

 

 




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TITLE:薄暮とシルエット




 




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